新しい「令和」の時代、どんな社会が実現するのか皆様は楽しみに思いませんか。
私が特に願っているのは、年齢や性別、国籍などによって不利益が生じない本当の意味での『平等な社会』がスムーズに実現することです。
すでに賃金制度では、かつての年功序列を軸とした体系から個々人の能力や成果に重きを置くものに変わり始めていて、結果を出せる能力のある若者を正しく評価しない企業からは人材の流出が始まっています。
また、女性特有の視点で新しいアイデアや企画を提案し成果を上げている例も多く報告されていて、性を理由として不当に低く評価し、あるいは能力に見合った役割を与えない企業は、淘汰される時代になるのは間違いないと思います。
また、外国人材の受け入れについては年々開放されてきており、近い将来、国籍を尋ねる意味さえ無い時代になるかも知れません。
加えて、西暦と元号の両方を使いこなす日本国民として、日本独自のものにも価値を見出してくれる時代になって欲しいと思います。
例えば我が国の学校教育には幼い頃から英語に触れる仕組みは盛り込まれていますが、わが国の文化である古典に触れる機会は多くありません。
世界の国々との交流の中で、外国のものと日本のものとを融合させることで成長してきた日本人ですから、世界基準で物事を考えられる人に育てるには、自分の考え方や、ものの見方の土台としてわが国独自の文化を知っておく必要があると思います