お好きな方はペットにもしているそうですが、十二支の中で私が一番苦手なのが蛇、ピョロピョロ舌を出しクネクネ動くさまは、この年になっても全くダメです。
ところがそんなヘビが古くから商売の神様と崇められています。一説では古代ギリシヤ神話の神“ヘルメス”(英語でマーキュリー)の手にしていた魔法の杖に二匹の蛇が巻き付いていたことがそもそものようです。
このヘルメス、とにかく聡明で、弁舌が巧み、相手の心をつかむのが上手な神様だったそうで、これって商売人の理想ですよね。
名門一橋大学の校章にはこの魔法の杖が描かれていますし、実は私の卒業した大学には、前身校の彦根高等商業学校講堂(登録有形文化財建造物•大正13年建築)が残っていて、その講堂のステージの上方に、彦根高商の校章が付いた幕のようなものがあったように記憶しています。そしてその校章にはヘルメスの魔法の杖が描かれていました。もちろん全国の商業高校の校章にも同じ魔法の杖の図案が使われていることが多いので決して珍しい話ではありません。
平成25年はそんな商売の神様「ヘビ」の年、商売には良い年になるかもしれませんね。ちなみに当事務所の今年のテーマは、お客様の心をつかむために『お客様の心に残る仕事をする』です。
時間に余裕があるときはもちろん、多忙でもやりくりすれば何とかなると思えれば、様々な会合や勉強会に積極的に参加しています。例えば「社労士会の会合や研修会」「異業種交流会」そして「ライオンズクラブ」の活動などです。
社労士会活動では、支部活動に加え県会の活動にも積極的に参加し、委員会活動にも結構マメに参加していますから少しは役に立っているかもしれません。
異業種交流会では、お会いする経営者の方々との話の中で私と違う視点や考え方に触れることが最大のメリット。下戸なくせに懇親会にも参加して楽しい時間を過ごしています。
地元のライオンズクラブには平成22年10月に入会、徐々に活動の仕組みや果たしている役割を知り、入会前に抱いていたリッチマンクラブとは全く違うことを知り始めたところです。
社労士会の活動や異業種交流会、ライオンズクラブ、こうした活動は原則参加自由なので、参加しない方には参加しない理由があるように、参加する人にも参加する理由があるのですから、間違っても私に対して「金に余裕がある」といった理由付けは、的外れです。
私の場合、積極的に会合や勉強会に参加していますが、こうしたことで得られるものを積み上げていかなければ、過去の経験だけで日々の仕事に対処せざるを得ないことになり、魅力の無い社労士になってしまうと思っています。
お客様にとって『頼りになる社労士』とは、手続き業務を任せているのではなく、「何か新しい気付きを与えてくれる」「アイデアにつながる助言をしてくれる」社労士だと思っています。そんな社労士を目指して私なりの自己研鑽に励み続けたいと思います。